生きる目的をしぼれば、人生が面白くなる理由
「生きる目的をしぼればしぼるほど、人生に深みがでる」って言葉、聞いたことありますか?
正直、はじめてこの言葉に出会ったとき、「深みってどういうこと?」ってピンとこなかったんです。でも最近、この言葉がすごくしっくりくる出来事がありました。
私たちって、日々いろんなことに追われてますよね。仕事、家庭、人付き合い、SNS、健康、老後の心配…。なんだか「全部ちゃんとやらなきゃ」って思ってしまう。
でも、全部に手を伸ばそうとすると、どれも中途半端になる。結果、充実してるようで、実は空っぽになってたりするんです。
ちょっと前までの自分もそうでした。「やりたいことが多すぎて何から手をつけたらいいかわからない」「何を優先すべきかわからない」。
気づけば、ToDoリストばっかり増えて、心はどこかフワフワ。「私、何のために生きてるんだろう?」なんて考え込む日もありました。
そんな時、ある本でこの言葉に出会ったんです。
「生きる目的をしぼればしぼるほど、人生に深みがでる。」
要するに、“あれこれ手を出さず、目的をひとつに絞ってみたらどう?”ってこと。
この言葉が心に引っかかって、しばらく考えてみました。
で、まずやったのが「本当に大切にしたいことって何だろう?」って自分に問いかけてみること。
紙に書き出してみたんです。「家族」「健康」「人に役立つこと」「創作活動」…どれも大事。でも、その中でも特に心が躍るのは「人に役立つこと」だった。
それがわかったとき、不思議と心がスッと軽くなりました。
じゃあ、自分がやるべきこと、選ぶべき仕事、人間関係、日々の行動…全部その「人の役に立つ」って軸に照らして決めればいい。
迷ったときも、そこに立ち返れば答えが出やすくなる。
たとえば、仕事を選ぶときも、「給料がいいから」ではなく、「これは誰のためになってる?」「私はこの仕事で誰かに喜ばれているか?」って考えるようになった。
付き合う人も、「この人と一緒にいると、自分の“目的”が曇るか、磨かれるか」で判断できるようになった。
そうしてるうちに、不思議と日々が“深く”なってきたんです。
ひとつのことに集中するようになったからこそ、小さな成長や感動にも気づけるようになった。
たとえば、相手の「ありがとう」が、以前より何倍も心にしみる。人の笑顔が、前よりずっと嬉しい。
もちろん、全部うまくいくわけじゃないし、ぶれることもあります。
でも「ぶれても戻る場所がある」って、すごく大きい。
多くの人が「もっと自由に生きたい」と言います。
でも実は、“目的を絞る”ことこそ、本当の自由につながっているのかもしれません。
何を選ぶか悩まなくていいし、周りと比較する必要もなくなる。自分の軸があるから、外の風にあおられても倒れない。
人生って、どれだけのことをやったかよりも、どれだけ“意味のあること”に集中できたか、なのかもしれません。
だから今、もし「何か物足りない」と感じているなら、あえて“目的を絞って”みてほしい。
すると見える景色が、ガラッと変わるかもしれません。
そして、その時きっと、あなたの人生にしかない「深み」が、生まれてくるはずです。

